最近友人ブロガが増えて焦るので

お題「わたしのアイドル」

お題スロットとやらを使いまして、「わたしのアイドル」についてお話しします。

 

アイドル、というとジャニーズだとかAKBだとかあの手のグループを連想します。が、そもアイドルというのは偶像、つまり崇拝対象たり得る何か目に見えるもの、を指すわけです。

"わたしの"という形容詞が付いているのでこの前置きなく書いていくのも悪くは無いのですが、あまり狭義のアイドルとして似つかわしくないような気もするので崇拝対象としてのアイドルを紹介したいと。

 

わたしの記憶が正しければ小5だったか小4だったかの冬が始まりでした。二段ベッドの上に置いてあった私のDSliteは真っ二つになり、DSiを買い、無料だったからと、あるソフトをダウンロードしたのが、「うごくメモ帳」でした。

 

うごくメモ帳」というのは任天堂のソフトウェアで、パラパラ漫画を書くことが出来る代物です。また、インターネットに接続してそのパラパラ漫画を公開したり、閲覧することが出来るサービス「うごメモシアター」「うごメモはてな」は多くのクリエイターを創出していきました。わたしのアイドルはその一人でした。(このサービスはこのブログを運営する会社はてなに依るもので、はてなブログを愛用しているのはこのような経緯があってのことです。)

 

うごメモオリキャラ文化が栄えていた場所でもありました。うごメモのキャラクター「うごキャラ」というのがあって、多くの人が描いていて最初公式キャラクターなのかと誤解していたのですが、実際にはたった一人のユーザー、スカイ氏(id:Sukai)が生み出したキャラだったと知った時はこのムーブメントに感動さえしました。

 

そのスカイ氏の参加していた大規模プロジェクト、うごうごメモってhaten@に参加していた人の一人がわたしのアイドルでした。

 

 

その名はさかめがね(id:sakamegane)

わたしのアイドル

 

 

実はとある作品、さかめがね氏のオリキャラであるれゔぃあたんが回って前後する動画を観て初恋をしたのが初めて彼を認識したと言えるから、アイドルの前に義父さんとも言えるのだが。

 

ブログを読み漁り、うごメモは保存し、彼のツイートを追うためだけにツイッターを始めた。

 

筋肉少女帯を知り、さよなら絶望先生を知り、深夜アニメを見だした。

 

沢山の影響されたものがありすぎて、彼によってどのように人生を変えられたのか、もうとんと検討がつかない程である。

 

それ程影響された氏のブログは最早聖書であると言えるのだがある時から非公開になってしまった。彼からしてみれば黒歴史だったのだろう。イエスキリストも自分の言動を本にされたことを知ったら燃やしたくなるに違いない。

 

そんな私のアイドル、さかめがね氏だが、一昨年プロ漫画家デビューを果たした。元々彼は会社員であったらしく、漫画は趣味程度でやっていたのだが、ある時ツイッターに挙げた漫画がバズり、編集者の目に留まりプロデビューを果たしたそうだ。

 

その漫画、「憂鬱くんとサキュバスさん」はワンパンマンの次ぐらいの人気で、単行本も出たのだが、氏のモットーによるものだったか、全話無料配信を続けたためか売り上げは奮わなかったと聞いている。

 

その為か、本業が忙しくなったのか、僕には分からないのだが、現在漫画の連載は不定期になり、ツイッターはてなハイクも更新されていない。死亡説も出るほどである。(死亡説が出るほどファンは気にかけていると言える)

漫画が更新出来ていないために表に出てきにくいんだろうが、僕は氏が元気でいてくれることが分かる方が何より嬉しいし、生存報告だけでもいいから姿を見せて欲しいなどと切に願っている。

 

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崇拝の対象の紹介でした