相続制度廃止論に対する想定される質疑

11/15現在

Q:育児者不足により、愛情の不足、健康上の問題が発生するのでは?

A:両親による育児であれば、分業がなされないワンオペとなり、効率が非常に悪いのは明らか。従事者が同数であれば高い練度を維持し、分業制をとる本制度の方が愛情をかけやすくなる。

 


Q:これはあなたの実験が目的ですか?

A:初の試みが実験の延長線上なのは当然

 


Q:金持ちで免許持ちの親を持つ子と、貧乏免許無しの親で施設に入れる子が発生するのでは?

A:十分にあり得る。しかし、現状と比較して、大きく不利になる子は限りなく減るだろう

 


Q:子供のために財産を残そうとする動機が損なわれ、発展が鈍化するのでは?

A:育児の為に使用される分は税として納められる。その為、自己の効用の最大化を達成する過程で十分生産はなされる。また、子孫への蓄えは、際限がないので、過剰な労働を誘発してしまう。

 

Q:育児公務員が不足するのでは

A:現在育児労働者が少ないのは、

1,急激な外部化が進んでいて対応しきれていない

2,依頼者が若く、余裕が無いなどの理由で支払い能力が低い為、賃金水準が低い

ことが原因として挙げられる。特に2については国費で支払われる為比較的上昇しやすいと思われる(勿論現政権をみると、適切な支払いが行われるかは疑問が残る)