福澤杯の反省

福澤杯日本語弁論大会に出た。久しぶりの湘南藤沢キャンパスだった。中学受験以来だった。ずっと湘南(s)藤沢(f)慶應(c)だと思っていた。慶應大学はcとkを混同しているのだと思っていた。キャンパスのcだった。

 

相続制度廃止論は、雄弁部に入るきっかけでもあった。勿論なくとも入ることにはなっていたろうが。相続制度廃止論は、高校一年生の政経の授業で、習った嫡出子非嫡出子違憲判決の話を聞いて閃いた物であった。

この弁論をどこかでやらねばと思っていた。時期尚早な気はしていたが、そもこの弁論は論破を期待している物だ。まあ良いだろう。

弁論とは相性の悪いテーマだ。論文にでもした方が良いだろう。だが、私は弁士だから弁論をするのだ。デカイ話の弁論をしろという要請もあった。そもそも、弁論大会以外の説得手段は既に試みている。大体、今話しているここは弁論大会会場ではない。

 

正直なところ、原稿は難航した。そもそも遅筆であり、先週はゼミ試だった。テーマがデカすぎてどこから論じていけば良いのかも分からないし、全部論じたところで理解が間に合うかも分からない。結果アジテーションに舵を切った。3日前のことであった。結果論理が希薄だと言われた。タンパク質生物に論理を語られても失笑してしまうのだが。

 

sfcの弁論大会ということで新しいことをして良いと言われたのでツイッター質疑をやった。slackでやっていたことを全員に強いた。運営として良かったかは知らない。質疑空間をデジタルにすることの有意義性はあったが、それがツイッターでやるべきかというとそうではなかったと思う。

質疑に当てはまらない物でも投稿出来てる環境や、沢山の質疑を回せることは良かったとは思う。

ただし、pcトラブルは痛手だった。言い訳にできたので良いけど。

 

恐らくだが、pcフリーズの原因は画面拡張によるグラボ大爆発だと思う。

 

勿論ツイッターの常時更新は重い。沢山新着ツイが来れば重くはなる。が、重くなるのはまず第一に回線であり、急にフリーズするほどかというとそうではないと思われる。

単純にノートpcで、手元の画面、演題を見せる画面、ツイッターを見せる画面と3つの画面を処理させればフリーズ必至でしかも復帰は絶望的である。

 

要請した私が指摘するべきだったと思う。家ではデュアルディスプレイは当たり前だったので油断していた。

 

リカバリーとして、ちゃんと質問を読み上げる奴をしなければならなかったのだが、見てる奴が殆どで質疑もめっちゃ来てたせいと中時間での遅れが大会運営への申し訳なさが先立ち急いでしまった。よくよく考えたら僕が急いでも30分は変わらないのだからゆっくり読めば良かったかもしれない。普通に読み上げたとしても、普通に質疑やるよりも質問ははけただろうに。

 

大会に来てない人のtlを荒らしてしまった話。

#福沢杯天野というハッシュタグで流させていたが、普通に表記ゆれ激しいので他の命名が良かったかもしれない(例えば演題で#相続制度廃止論 みたいに)。或いは@posとつけると良いらしいよといった話はしても良かったかもしれない。

特定のツイートにリプライさせる手法をとるのもあり得たろう。

 

ただし、tl荒らしになったことが、逆に大会の閉鎖性を軽減させたという評価も頂いている。個人的には昨年全日杯でやった見えない所の理念としては一切隠さないことを指向すべきとは思うが、荒らし扱いされて困るのは他ならぬ聴衆なので配慮すべきかもしれなかった。実際凍結された聴衆もいたらしい。恐らく会内でそのようなキャラという理由で通報されたのだろう。いじられキャラの通報はやめてください。

 

とりあえず明確な反省点は以上だと思う。他にも平等からの相続の話が飛躍していたといった指摘などはあったが、些細な話であるので割愛する