モザイクを付けたりして見えなくするとむしろエッチになるよねという話

ttps://jp.pornhub.com/view_video.php?viewkey=ph5d9796517875e

僕が大学一年生のとき弁論大会で

「AVについてるモザイクって意味ないよね」

っていう話をしたんですが、これは

「モザイクがついたらエロくなくなるやんけ」

っていう主張ではなくて寧ろ

「モザイクつけたところでエロいものはエロいしえろくない物もえろくなるよね」

という主張だったんだよね

 

18禁コーナーってあるじゃないですか。あの暖簾を超えるのって滅茶苦茶ハードルありますよね。実際のところ現実的に可能なゾーニングの最たる状態なんじゃないかなって思っています。しかしながらあれは「公然」の場なんですよね。

 

刑法175条は「わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする(第1項)。有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする(第2項)。」と規定する。(Wikipediaより引用) 

 

あのAVコーナーは公然の場なのでモザイクが外された作品が置かれてると犯罪になるらしいんですよね。でもモザイクがつけられると猥褻物ではなくなるので合法ということになってるらしいです。

 

 

一番最初に上げた動画リンクは胸をあらわにする動画をカット編集にするもので、AV一般に適用される基準よりはるかに「健全」なんですけど、こんな動画を観続けたら性癖捻じ曲がると思うんですよね。こんなものをわいせつ物とみなさない解釈はいかれてんじゃねえかなと思うわけです。法益を考えたらこんな運用おかしい訳です。みなされても困るわけですが。

 

つまるところですね、2年前の弁論の導入の補足をしたい訳ですよね。弁論本体は不快感の許容なので本題とズレるわけですが。

企業努力でシコリティを増す為にモザイクをかけるのは応援するわけです。僕は紳士枠とかも好きですからね。しかしながら外部圧力でモザイクをかけさせられるのはおかしな話なわけです。

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モザイクはシコリティを高めるための神聖な道具であって、作品の質を堕とすための呪いであってはならない訳です。昨今の技術の進展は著しいものであり、3dCGの多用や解像度の高まりも質の向上に寄与していることは確かですが、一方ドットアートが優れた作品であることもよく実感できるようになりました。undertaleが大ヒットした理由もドットの想像を掻き立てる部分とかも寄与してるんじゃないかなと思うわけです。ただ、これは市中に高解像作品がある中でドットゲーがあるからこそ輝いて見える訳で技術的にこれらしか選択できないとなると話は別なわけです。

 

何が言いたいかというとですね、どうみてもわいせつな物がありそうな場所も公然の場って言うのをやめろって話ですよね

 

あとAVも別にわいせつじゃないんだからそこら辺のものを猥褻物扱いするのやめろ